「嫌なコトから逃げる」これって本当に悪いこと??

いつも公式ラインを見てくださり
ありがとうございます。

つむりです。

今回は…

現代のストレス社会を
どうやって生き抜くべきか?

という内容について、

「逃げ」という視点で
僕なりの意見を
書いていこうと思います。

あなたもぜひ、
「自分だったらどうかな…?」

と考えながら
読みすすめてくださいね(^^)

さて、

ツラいことに直面したとき、
あなたならどう考えますか??

選択肢は大きく分けて2つ。

  • ①がんばって立ち向かうべきか
  • ②それとも逃げてしまうべきか

「こんなところで逃げてたら
 どこに行ってもやっていけない。
 逃げたら自分のためにならない!

と言う人もいれば、

「無理をして倒れたら意味がない。
 ツラいと感じたら逃げてもいいんだよ」

と言う人もいます。

もちろん人によって
考え方は様々ですし、

どちらが正解で
どちらが不正解という
答えがあるわけではありません。

だけど、こういった時に
心の中でだけでいいので、

「自分は果たしてどっち派なのか?」
の答えを明確にしておくと
人間関係もスムーズになっていきますよ。

※その理由やメカニズムをここで話すと
長くなってしまうので、
ここでは割愛しますね。。。

さて、話を戻すと…

職場、学校、家庭・・・
その環境が辛くなってしまったら…

  • ①がんばって立ち向かうべきか
  • ②それとも逃げてしまうべきか

この先を読み進める前に
あなたなりの答え
頭に思い浮かべてみてください(^^)

僕自身の考えとしては…

②逃げてもいい

と思っています。

それどころか、

人生には逃げるべきタイミングがある

とさえ思っています。

それはなぜかというと…

「逃げるな派」の人は
『逃げ=悪いコト』という考えだけど、

「逃げて派」の人はむしろ
『逃げ=良いコト』
という思考だったりします。

今でこそ僕は「逃げて派」の人間なので
逃げることに対しては肯定的

でも以前までは逆でした。

「逃げる」という行為に
猛烈な抵抗を感じていたのです。

中学時代に受けた”いじめ”の話

ここでちょっとだけ
僕の昔の話をさせてください。

僕が中学2年生のとき、
職場体験という校外学習がありました。

僕が選んだのは
“しいたけ”を収穫する
とある農家さんでのお仕事。

一方、他の友達はみんな
幼稚園やスーパー、本屋さん
といった体験先を選んでいたため、

“しいたけ収穫”の仕事を選んだ僕は
周りから見れば相当異質だったようです。

クラスのみんなはそれを面白がり、
それ以来、


僕のあだ名は「しいたけ」に…

教室や廊下で友達とすれ違うたびに
「おっ、しいたけじゃんw」
バカにして呼んできます。

今までは普通の友達として
仲良く接してきたはずの人でさえ
みんなに見えました。

本人たちに悪意はないのかもしれませんが
言われた側としては
苦痛でしかなかった…。

何かを言い返す度胸もなくて
ひたすら逃げずに耐えていたのですが

しだいに周りの人も悪ノリし始めて
いじめはどんどんエスカレート…

「しいたけ」って友達に言われるたび
心臓を思いっきり握りつぶされる感覚に…。

「もう学校なんか行きたくない…」

逃げてしまえばラクになれるかな…
と何度も何度も考えました。

でももしここで逃げてしまったら

「親は悲しむだろうな…」

「先生にも怒られるだろうな…」

と思い、何とか学校に通い
いじめにも耐え続けた。

しかしその結果、

心が先に悲鳴を上げ、
メンタルは崩壊寸前の状態になりました。

「みんな自分のことが嫌いなんだ…」
という思考で脳内が埋め尽くされ、
対人恐怖にも陥りました。

変な発言じゃないかな、とか
今の挙動不審だったよな…とか

そんな思考がつねに
頭の中をグルグルして、

周りの視線が恐怖でしかなく、
生きた心地がしませんでした。

僕が「逃げ」を肯定する理由

さて、ここまで
僕の話をしてきましたが、

あのとき、もし
自分の心が発するSOS
正直に受け止めていれば

結果は違ったと思います。

例えば、

いじめられてツラいことや
もう学校に行きたくない気持ちを

素直に親や先生に伝えていれば…
誰かしらに助けを求めていれば…

もっと楽しい学生生活
送れていたかもしれない。

でもそれができなかった理由は
ただひとつ。

『逃げること=悪』

だと思っていたから。

「みんな休まず学校に行っているのに
 自分だけ逃げるとかありえない。

その考えが「逃げる」という選択肢を
自らなくしてしまっていたのです。

でも今思えば、

逃げるという選択は
決して悪いことなんかじゃない。

むしろ、逃げることは
「自分を大切にすること」なんだな…
と、強く実感しています。

実際、学校に通わず生きている人も
世の中にはたくさんいる。

そしてその人たちが
人間的に劣っているのか?というと…

全くそんなことはありません。

これは職場でも家庭でも同じ。

もしあなたが
今いる環境に対して
耐えられないほどの限界を感じているなら

「逃げる」という選択肢を
もっと前向きに考えてもいいと思うんです。

「逃げ」というと聞こえは悪いけど、

よりよい環境へのお引越し

ですからね。

追い詰められるとどうしても
「ここで上手くいかなきゃ終わりだ…」
と感じてしまうのが人間というもの。

だけど、

何も今いる環境に適応することが
唯一の正解なんてことはありません。

もっと健全に毎日を過ごすためにも

いっそ環境のお引越しをして
自分に合った場所を探しに行く

という選択肢を
持っておいてもいいと思う――

これが、僕が
「逃げ」を肯定する理由です。

「逃げ」を肯定すると人生はどう変わるか?

ここで、

「自分に合った環境なんて
 実際、存在するの?」

と思う方もいると思いますが、

たかが数十年の人生経験の中で
知り得ることなんて
この世界のほんの一部に過ぎないんですよね。

おそらく、1割にも満たない程度しか
僕達はまだ知らないんです。

その狭い狭い1割の世界だけを見て

「自分の居場所なんてどうせ存在しない」

と決めつけてしまうのは
あまりにももったいないんじゃないかなと。

世界って
自分が思うよりずっと広いんです。

「自分に価値なんてない」と思うなら
それはまだ自分の居場所が
見つかっていないだけ。

自分の居場所を見つけるためには
むしろ積極的に逃げること

ちなみにこう言うと、

「学校(会社)を休むなんて論外
 絶対に行くべきだし
 その程度耐えられなくてどうするんだ!」

とか言ってくる人がいますが

あれは要するに
逃げたくても逃げられなかった人が発する

「自分はあれだけ苦しい思いをしたんだから
 お前も同じ苦しみを味わうべきだ!」

という悲痛な心の叫び声でしかないんです。

そもそも「”絶対に”行くべき」なんて
どこの誰かも知らない赤の他人に
決められることじゃないはず。

「絶対に」とか言っておきながら
その人は自分の人生に
100%責任取ってくれませんからね…。

「お前のために言ってるんだ」
という心無いお節介を押し付けてくる人にも
耳を傾ける必要は一切ありません。

そんな環境ならなおさら
今すぐ逃げたほうがいいです

しかし、ここで

「環境なんてそう簡単に変えられない」

と思う方もいるはず…

でも、果たしてそうでしょうか?

本当は逃げられるけど
変化を恐れて動けない。。。

というのが本音ではないでしょうか?

確かに、
予測ができない未来は怖いので
不安でいっぱいになります。

でもそういうときってたいていは
思考の偏りが生じているんです。

例えば、

「一度でも会社辞めたらもうどこにも
 雇ってもらえないんじゃないか?」

「会社辞めるとか絶対にしちゃいけないし
 それこそ社会人失格だ…」

「残業がツラいのはみんな一緒だし
 耐えられない弱い自分が悪いんだ…」

このように、

「ここから逃げたら他に居場所なんかない」

という思考に陥りがち。

だけど…

今の職場を辞めたら
自分の居場所は二度と見つからない

なんてことはありません。

日本にある企業の数は
100万社を超えるそうです。

そして今あなたがいる職場は

  • たまたま求人を見つけて
  • たまたま面接に応募して
  • たまたま内定をもらえただけの

偶然手に入れた環境に過ぎないんです

そしてたまたま自分に合わない環境
引き当ててしまったのであれば、
そのクジをまた引き直せばいい。

人生は何度だってやり直せます。

逃げることさえやめなければ――

僕もそうでした。

「仕事を辞めるなんて
 ダメな人間のやることだ」

という思い込みにとらわれていたけど
思い切って転職してみたら…

「こんなに良い環境があったのか!」
「何でもっと早く動かなかったんだろう…」

自分の思い込みの外側には
まだまだ知らない世界が広がっていて

こんな自分でも
幸せいっぱいに生きられる
快適な環境があったことを
思い知らされたのです。

「逃げること」は
よりよい環境を求め探し続けるという
立派で前向きなこと。

もし逃げることをやめてしまったら
今の苦しみが死ぬまで永遠に続くだけ…。

ここまで読んでくれた
あなたに伝えたいのは、

辛いときはぜひ
胸を張って逃げてほしい

ということ。

より良い人間関係って
逃げた先にあるもの
なんです。

本当に必要な”人付き合い”
そこから始まります。

世界にはもっと
あなたを必要としてくれる人がいる。

誰かに必要とされた分だけ
自分の心も幸福感を感じられる。

世界にはもっと
あなたがストレスなく
生きていける場所は必ずある。

どうかその可能性を捨てずに
前を向いて、胸を張って
逃げ続けてほしいと思います。

本日のワーク

ここまで読んでくださって
ありがとうございます!

もしよければ
あなたの意見も聞かせてください(^^)

【質問】
あなたはどっち派ですか??
  • ①逃げるのは悪いことだと思う
  • ②逃げることも時には必要だと思う

▶▶回答はこちら

正解はないので、
お気軽にどうぞ(*^◯^*)

この機会に
「自分はどっち派なのか?」という
あなたの中での”立ち位置”を
明確にしておくことが

今後あらゆる場面で
より良い人間関係
築くための種になりますよ!

▶▶回答はこちら

それでは次回の配信も
お楽しみに!

つむり